「センゴク兄弟」1巻 細川忠孝画・東郷隆著 感想
本年63冊目の紹介本です。
大人気の「センゴク」「センゴク天正記」の主人公、仙石権兵衛。
この権兵衛の実家・仙石家には実は本来なら家督を継ぐはずの嫡男が別にいた。その名を
仙石新八郎久勝、豪腕でなる剣豪武将だった。本来なら、衆に力も優れ、人心も掌握した彼が仙石家の家督を継ぐはずだった。しかし、織田信長と美濃斉藤家の確執の中で、仙石家は苦衷の選択として斎藤竜興よりだった新八郎を廃嫡し、その弟を織田派として跡目を継がす事にしたのだった。。。
ということで、「センゴク」の姉妹作品というか兄弟作品です。
原作者も別人だし、作画も別人です。なのに、作品のタッチや雰囲気はとても「センゴク」に似ています。なので、本当の兄弟作品のように読めます。
物語の見所としては、二人の兄弟愛や、兄のほうの新八郎が竹中半兵衛の稲葉山城乗っ取り事件などがあるようで、これはなかなか先が楽しみです。
- 作者: 細川忠孝,東郷隆
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/04
- メディア: コミック
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