小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「日本人が知らない日本語3」 乾燥 

「日本人の知らない日本語3」 人気の漫画・日本語学校シリーズの第三弾です。 基本的には、日本にきて日本語を学んでいる留学生や日本滞在中の生徒たちと先生の日本語を通じての異文化交流のお話です。 「中国嫁日記」と並んで、最近では実話コミックの中で…

「小説フランス革命4 聖者の戦い」

「小説フランス革命4 聖者の戦い」 小説で読むフランス革命の第四巻です。 日本では、ローマ全史や、薔薇戦争、日本の戦国時代について詳しい人は数多くいるにも関わらず、何故だかフランス革命となると、いきなりみんな知識がなかったりする。「確かルイ16…

「PK」 伊坂幸太郎著 感想

PKといえば、サッカーのPKを連想するのが当たり前になったのはいつの頃からだろう。サッカー好きだけでなく、国民全体がだ。この前の岡田監督率いる南アフリカでのワールドカップから。いや、その前のドイツ大会? そとも、日韓共催のワールドカップの頃から?…

「修羅の門 第弐門 5巻」  川原正敏著 感想

修羅の門、の続編の「第弐門」の最新刊・第5巻です。 数年間の沈黙を破って、不敵な青年となって帰って来たブラジルから戻ってきた陸奥九十九。 彼は今をさること数年前、陸奥圓命流の継承者として、「素手で世界最強」を名乗る陸奥の名にふさわしい強さを見…

「プロフェッショナル」 ロバート・B・パーカー著 感想

探偵スペンサー・シリーズの文庫最新刊です。 今回スペンサーにもたらされた依頼は、女性四人を不倫をネタにしている男に恐喝をやめさせること。彼女たち4人は、いずれも年のはなれた大金持ちの夫をもっている若くて美しい女達。上院議員を目指す主人をもつ…

「もやしもん 11巻(限定版)」 石川雅之著 感想

一大ブームを起こしたあとも、続いている「もやしもん」です。 「もやしもん」を知らない人ももうあまりいないかと思いますが、基本設定を改めて書きますと、物語は東京のさる農大を舞台にした学園ものです。そして、主人公の沢木はいわゆる普通の大学一年生…

前田敦子 AKB48を卒業

AKB48の前田敦子がAKBを引退というか卒業するそうです。 次期エースを大島優子に譲ってということなのか、そろそろレギュラーメンバーは順次入れ替えてソロでいくのか。。。。ぷっちょのCMとかなにかと話題が多いAKBだけにちょっと気になったりします。 人気…

「楊令伝」10巻  坡陀の章 北方謙三著 感想 

「楊令伝」文庫最新刊も、もいよいよ10巻です。 ついに、宋が金国によって滅亡させられたところから始まるこの第10巻では、宋なき後の中華全体の各勢力の思惑が描かれます。 かつての宋を引き継ぐように見せながらも、秘密機関の青蓮寺の思惑によって構築さ…

「孤独のグルメ」 谷口ジロー著  感想

一人の男が関東近郊の色々な場所で、色々な物を食べる。 ただ、それだけの漫画です。 毎回ちょっとしたショートショートのような趣きの筋立てはあるものの、それもきちんと落ちていないし、落ちないままでいることをそのまま受け入れて、ただ淡々と何かを食…

R-1グランプリ cowcow多田優勝!! おめでとう。

昨日のR-1グランプリ、まさかのcowcow多田さんの優勝でした。 関西では昔からちょこちょこ出ている芸人さんでしたが、、こういう晴れ舞台に立つ方だとは思っていませんでした。でも、これで運が開けるといいですね。 一人芸の日本一を決める『R-1ぐらんぷり2…

「澪つくし料理帖 夏天の虹」 高田郁著 感想 

「夏天の虹」 高田郁著 (澪つくし料理帖シリーズ最新刊) 料理小説で今一番人気作といっていい、高田郁さんの「澪つくし」料理帖シリーズの最新刊です。 前作で、憧れの人、小松原様との結婚を取りやめにする事に心に決めた澪。あれだけ好きでたまらなかった…

「ころころろ」 畠中恵著 感想 

しゃばけシリーズ第八弾、文庫では最新刊になります。 今回は、主人公の一太郎(大店回船問屋の一人息子です)が、とある怪異に出会い、視力を失ってしまうことに端を発する連続短編集となっています。視力を失うことになったそもそもの事件は、彼がまだ小さか…

信長協奏曲6巻 感想

「信長協奏曲」6巻 石井あゆみ著 ゲッサンで大人気の「信長協奏曲」の最新刊です。 浅井長政の裏切りのあと、伊勢ルートで逃げ帰る信長というのが史実のこのあたりのストーリーです。それは大筋のところではこの本でも同じですが、その中身はずいぶんと違い…

「ダンス・ダンス・ダンス」村上春樹著 感想

大傑作「ダンス・ダンス・ダンスの感想」は主にこちらに書いています。 上巻の紹介ではざっくりと村上春樹作品における「ダンス・ダンス・ダンス」の位置とあらすじを書きましたが、こちらではこの作品がいかに素晴らしいか、またいかに特殊なのかということ…

「美味しんぼ  108巻」 感想

美味しんぼ108巻 最新刊です。3.11の東日本大震災以降の、東日本・東北の被災地を巡って、各地の食文化や農業漁業の現状を描いています。漫画として面白いのかという話はもうどこかへ行ってしまっていますが、現地レポートということで読めば資料的価値は高…

小沢征爾今年のサイトウキネンフェスティバル指揮せず

病気とはいえ、残念なニュースです。 サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本総監督の小澤征爾さん(76)が、今夏のフェスでは指揮をしない見通しであることが6日、分かった。複数の関係者によると、体力の回復が芳しくなく、長時間の指揮をこな…

今月 3月17日18日 西宮ガーデンズイベント

再度告知です。イベント二週間前です。3月17日・18日。 西宮ガーデンズにて、ダイキン 省エネ節電フェアと銘打って、オール電化、太陽光発電、エアコン、システムキッチン、バスの合同展示商談会を行います。でも、正直ここで若干勝負したいので、皆さんの、…

「マホロミ」1巻 感想 

「マホロミ」1巻 有名な建築家だった祖父の家に一人暮らしをすることになった建築家のある大学に通う大学生の主人公。彼は、とある取り壊しが決まった建物の解体前の資料作成に出かけたおり、たまたま落ちていたドアノブを触った瞬間に不思議な光景を見てし…