小説・漫画好きの感想ブログ

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熱中症対策 

 阪神タイガース中日ドラゴンズが行き詰まる熱戦すぎて、、、試合開始からほぼ4時間たったのに、まだ8回というこの状況。うーん、暑くなりすぎるし胃も痛くなる。
 さて。それはさておき。
 熱中症が怖くなってきました。今年はあまりに暑すぎるから、日本だけではなく、ロシアでもどんどん人が死んでいるわけですが、日本の夏は例年にもまして蒸し暑くひどい状況で、熱中症による死者がとうとう200人を越えました。この熱中症、むかしは日射病とか言われていたせいでか、いまだに外にでている人がかかる病気というかトラブルだと考えているのが事態の悪化に拍車をかけているようです。
 皆さんもたぶんご存じのこととは思いますが、熱中症は屋内でもかかります。むしろ、下手したら今年は屋内のほうがよくかかっているかも知れないくらいのようです。体温がどんどんあがっていって、冷却されない状態が続くことで熱中症は発症するわけですから、室内で温度が上がったままでいたりであるとか、水分の補給をこまめにして発汗作用で熱を逃がすということをしなければ、老若男女どれだけ体力がある人でもかかりうるので気をつけないといけません。
 扇風機をつけていても、もともとの室内温度が高すぎればあまり意味がありませんし、年配になればなるほどトイレが近くなるが嫌だとか体温に敏感でなくなって水分をとらない傾向になっていきますが、今年だけは悪いことはいいません。飲み過ぎるくらい水分をとって、多少電気代が高くてもクーラーもつけた方がいいでしょう。命あっての物種です。ただ、クーラーは水分も取るので、本当に水分は多めに。
 また、これも誤解している人がいますが、アルコールは水分は水分でも、アルコールを分解するために体内の水分はより奪う傾向にあるので、意味がありませんので、ご注意のほどを。ここは夏らしく、麦茶やアイスコーヒーで行きましょう。

 全国でほぼ一斉に梅雨明けした17日から29日までの約半月間に、熱中症による死者が全国で200人を超えたことが31日、時事通信社の集計で分かった。約9割が65歳以上の高齢者で、自宅など屋内での死亡例も目立った。
 猛暑は大雨の影響で弱まったが、8月上旬にかけ再び強まる恐れがある。気象庁や各地の消防などは、こまめな水分補給などの対策を呼び掛けている。
 東京都監察医務院や各地の消防、警察などの情報をまとめると、17〜29日に熱中症で死亡した人は、全国で少なくとも217人に上った。東京82人、埼玉42人のほか、栃木、千葉、三重、兵庫各県ではそれぞれ7人が亡くなっている。
 草むしりなどの農作業や散歩の途中に倒れた人が多かった。千葉県木更津市では女性(81)が介護施設の送迎車の中に約8時間放置され死亡。大阪市では夫(79)と妻(87)が窓を閉め切った自宅マンションで死亡していた。夫婦の部屋は扇風機のみで、「蒸し風呂状態」(府警)だったという。
 一方、岐阜県恵那市では30代男性が道路工事現場で警備中に倒れたほか、兵庫県新温泉町では40代男性が自転車レース中に倒れるなど、比較的若い人が亡くなる例もあった。
 梅雨明け後、最高気温35度以上の猛暑日が続き、熱中症は「例年にないペース」(奈良県防災統括室)で増加。東京都の担当者は「言葉のイメージから『日差しがなければ大丈夫』と感じるかもしれないが、実際は屋内も危険。クーラーを使わず死亡した高齢者も多かった」と話す。