小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

あいかわらず病床にて村上春樹「1Q84」を読む

あいかわらず病床にて村上春樹さんの「1Q84」を読んでいます。あまりにも分厚いので片手でもちあげて読むには重いので(左手の甲にはまだ針が刺さったままなので)途中、夢枕貘さんの「キマイラ」を読んだり、藤田和日郎の「スプリンガリド」を読んだりしながらですが、じっくり読んでいます。
体温と血圧チェック、それと点滴を変えにくる人間がこない限りはぽつねんと一人ベッドで読んでいると、この春樹さんの新作は胸にひたひたと迫ってくるものがあります。内容についてはまたあれこれきちんとあらすじや深読みしながらのレビューを書きたいと思いますが、ざっくりとした感想でいえばすごく純愛だしすごく観念的、そしてバランスの上になりたっている小説だと思います。読んでいてちょっとマイケル・ムアコックだとかああいうものを想起しちゃいました。
あと、発売前に情報をすべて伏せたのも、今までになされていたものとは別の理由に一部の宗教団体から激しい妨害がはいるのを防ぐためもあったのかな等とちらりと思いました。

さて。
それはそれとして、コメント・メッセージありがとうございます。携帯からの更新なのでお返事等ができない状況ですが、皆さんからのコメントにすごく元気をいただいてます。コメント読むたびに早く元気にならなくちゃと思います。