小説・漫画好きの感想ブログ

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太陽光発電、宇宙エレベーターとワンセットで

 今年からは、太陽光発電に対して国の助成金がまた多めに復活するということで、ご興味をもっている方も多いと思います。自分らもそのあたり質問されることが多くなってきました。太陽光に関しては日照時間や平均気温、雨の降り具合だったり、回りのビルの位置だとかによって、また肝心の器具のメーカーごとの効率の違いや、電力会社への売電価格の違いなどがあって、まだまだ誰でも気軽にというようなものではないですが、それでもかなり感心は高まっていると思います。
 その太陽光発電ですが、地球上では当然のことながら、雨だとダメだし夜間だと発電しないし、大気中での反射によって、昔よりよくなっているといっても太陽エネルギーそのものを100とするとその30%しか利用できないのが現実です(それでもガスよりかはかなり効率だったり環境に関してのエコロジー具合は段違いですが)。が、最近けっこう現実味を帯びて、宇宙での太陽光発電が取り沙汰されるようになってきました。
 これはよくSFなんかででてくるような、発電施設のソーラーパネルを宇宙に人工衛星として設置して、それを地上にマイクロウェーブとして送り、それを地球で電気にするというもの。ホーガンなどのSFなどでもよくでてくるパターンですね。これの効率は地球上の発電と比べると10倍くらい効率がいいということで話題になっております。
 もちろん、その建造にはけっこうコストがかかりますし、なにより宇宙に運ぶコストがかかります。なので、おそらくはもう一つの技術である軌道エレベーター(ガンダム00とかで出ていましたね)とワンセットか、もしくは日本が独自に開発している技術で先日「まいど1号」を打ち上げたH2ロケットとかのように地上から打ち上げるのではなく、航空機で超高高高度まで飛んでそこから打ち出すという方式との組み合わせが現実的でしょうか。
 でも、なんだか夢のある話ですよね。