小説・漫画好きの感想ブログ

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ホメオパシーってどうなのよ?

昨日のニュースステーションを見ていて、末期がんで医者から治療を放棄された患者さんがすがる医療として、わりあいと肯定的にホメオパシーというものが取りあげられていましたが、あれはどうなんでしょう?
医学的には、因果関係は認められていないが、効果が確認できているもの、というような事を言っていましたが、、、本当に??? と疑問符がいっぱいつきました。確かあれって、身体の部分部分や病気によって、できるだけ薄ければ薄いほどいいとかいって大量の水に特定の物質を少しだけ混ぜてそれを多量に飲ませるというやつでしょ? そうすることで人体の免疫がましていき、完治とはいわないまでも快方に向かったり、死が遠のいたりするというものでしょ?
根底に錬金術的な思考があるし、当時の医学書(むかしにはこれ、正式な医学としてヨーロッパでは最先端治療とされていた)大学でも扱っていたとは聞きますが、、その当時の教科書的なものでは現代の換算だと数万リットルに1gくらいの物質を混ぜるというような話をしていたちょっときな臭いものを感じたのですが(今ではもっと希釈は濃いらしいけれど)。。。
 プラセボ効果というものもあるし、全面否定はしないですけれど、、、見る人が見たら効果がある医療のように見せるのはちょっと危険じゃないかなぁと。あるある大辞典だったり、ちょっと前のブログ偽造のときのような、眉唾だったりヤラセだったりというようなのと同様の不祥事になりそうな気がします。
 医療関係者の人はあれどう思うんでしょうか?
(何か記号士さん限定のつりのようになっちゃっていますが^^)

気になったし誤解を与えるとまずいので、調べてみたらwikiにあったので引用しておきます。
ホメオパシーでは、一般的に小さな砂糖粒に物質を溶かしたさまざまなレメディー(主なレメディーの一覧:英語)と呼ばれるものを服用する。レメディーの種類は2000種とももっと多いとも言われる。その中で、応用範囲が広く、常用されるのは100種くらいである。レメディーをすでに現れている症状の治療目的に使われることもあるが、本格的な治療に当たっては、症状の治療よりも、その病気を起こさせた根本の原因を治療しようとする。このために、ホメオパスと呼ばれるホメオパシー治療を専門に行う者の処方によりレメディーを服用する。ホメオパスになるためには数年の訓練を必要とし、そのための専門のスクールも存在する。
レメディーは、基本的に体にとっての毒物を非常に少量含む。この毒物に対する体の抵抗を意図的に起こすことにより、自己治癒力を含む生命力を高め、肉体的、心理的、精神的な方向が本来あるべき方向へ修正されると言われる。これを「微量の法則」と呼ぶ。しかし、錠剤中、または水溶液中に、1分子たりとも有効成分であるとされる毒物が含まれないほど希釈されていることが多々あり、この点がホメオパシーが疑似科学または偽科学であるとする論のひとつの根拠となっている。この科学的疑問点については、後に詳述する。
ホメオパシーのレメディーが効くかどうかは、波長が合うか合わないか。だから本質的には必要な波の影響しか受けない。ホメオパシーのレメディーは必要な時にしか効かない。健康体の人にレメディーを処方してもなんの効果もない。ある病気の人に適切なレメディーを処方した時のみに効果がある。副作用のない最良の療法だと言われるゆえんである。
ホメオパスは人が健康なら体も健康という基本的な考えの元に働きかけ、心理的、感情的、精神的な状態に適合したレメディーを処方する。このため、ホメオパスとのセッション(面会)では、十分な時間(2時間程度の事が多い)をかけ、患者の心理的、精神的な状態や、成長の過程、とくに過去の大きな問題についてのインタビューが持たれる。そうして基本的な人のタイプを見て、現在の問題を判断しレメディーが処方される。
ホメオパシーの理論によれば、レメディーを与えることによって体の自然治癒力が引き出され、病を排出しようとする。このため一時的に症状が悪化することがあり、これを「好転反応」と呼んでいる。しかしホメオパシーを否定する立場からは、これは単に症状が悪化しているのを放置しているだけとして、しばしば批判の対象となる。