小説・漫画好きの感想ブログ

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「アフター0 NEO」2巻 岡崎二郎著 

 141冊目の紹介本です。
 SFだったり、ミステリだったり、ホラーだったりとさまざまなジャンルの漫画の短編集です。不思議と味があるタッチで、時代性をまったく感じさせない作風です。30年前の作品と言われても、今連載中の作品だといわれても信じてしまうような雰囲気です(実際にはいま連載中の最新単行本です)。
 主人公も短篇一作ごとに別々で、問題も別々。一つの話に一つのアイデア、ショートショートっぽいといえば一番感覚的に伝わるでしょうか。個人的には、今回の収録作品の中では「再会」と「黒い案内人」という話が気にいりました。どちらも、たぶん氏の一番の持ち味であるSF的な要素は少ないんですが、気にいりました。
 

アフター0 neo 2 (ビッグコミックス)

アフター0 neo 2 (ビッグコミックス)