「ベルセルク」36巻 三浦建太郎著 感想
ベルセルク、最新刊です。待望の最新刊です。
なんだかずいぶんと待たされた気がします。
あらすじは、細かいことさえ書かなければ今回はネタバレしても何の問題もないと思いますが、前回の続きでガッツ達一行と恐怖の触手人間と化した海賊船の船長一味との戦い、そして海神様の登場と続きます。意表をついた演出はありませんでしたし、ストーリー上の驚愕の展開というのはなかったので、淡々と物語は進みます。
イシドロやファルネーゼらの着実なレベルアップなどが描かれていますが、ストーリー的にはちょっと中休みといったところでしょうか。自らの半身ともいうべきグリフィスが凄いことになってしまっているだけに、物語的には、もっと大きな物語的うねりや、ぞくぞくするようなホラーテイストや、過激なアクションシーンが欲しいかなとちょっぴり物足りなく思えたりもしました。
一ファンとしては、もっともっと熱くて骨太で、いかにもダークファンタジー活劇といった感じの魂剥き出しのカッコいいガッツが見たいと思うのですが、皆さんはどうでしょうか。
- 作者: 三浦建太郎
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2011/09/23
- メディア: コミック
- 購入: 14人 クリック: 284回
- この商品を含むブログ (47件) を見る