小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

「いのちのパレード」 恩田陸著 

 恩田陸の短編集。最新刊です。
 いつものように、いつものごとく、いつもそうなんだけれど、、、とつけてしまうが、どうなんだろうなぁ、、短編集になるとこの人かなり微妙なんですよねぇ。長編でSF的なのとか、モダンホラーっぽいのとかは「月の裏側」とか「六番目の小夜子」とか「夜のピクニック」「ネクロポリス」とか大傑作が多いんだけれど、短編集になると、なんともいえない出来具合な気が個人的にはします。
 恩田陸でも書けるような、というといささか失礼にあたるんだけれど、恩田陸の良さができっていないというか、実力を発揮できていないというかそんな気がするのですが、どうでしょうか?

いのちのパレード (実業之日本社文庫)

いのちのパレード (実業之日本社文庫)