「センゴク天正記」8巻 宮下英樹著
ただいま戻りました。
能登の土地を巡って、上杉勢と織田勢にはさまれた七尾城の顛末と、前田利家と豊臣秀吉の確執の話が中心の第八巻です。
今回は、上杉謙信の不気味さと策略の深さが際立った巻でしたね。というよりは、このセンゴクの世界においては、上杉謙信は不気味で無敵に強いですよね。なんだかんだいって、織田信長はもとより、他の戦国武将たちは手のひらに転がされているというか、ふりまわされているというか、そういう気がします。ただ同じ人間という土台にたっていないようで不気味です。
Gacktが演じる前からそうでしたが、上杉謙信というと武の神に愛された白面の貴公子といったイメージがありましたが、ここでの謙信はある意味人外の恐ろしいものです。
- 作者: 宮下英樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/03/05
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (10件) を見る