小説・漫画好きの感想ブログ

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浅田真央とキム・ヨナ 女子フィギュアスケート

 今日そんなわけで家でうつらうつら寝ながら見ていたんだけれど、、浅田真央とキムヨナのショートプログラム。女子では史上初のトリプルアクセル浅田真央が跳んで、ものすごい高得点を出したと思ったら、キムヨナはそれ以上の高得点。
 巷ではその評価に対しておかしいんじゃないか、疑惑の判定なんていう声もかなり上がっているようですが、、、、採点方式として技術点よりも印象点や芸術点が高く評価されるのは前々からわかっていることですし、、、今さら慌てることも不思議がることでもないし、、その覚悟は浅田真央陣営はもっていたと思うんですよね。
 金メダルを取りにいくならば、もっと華々しい曲でもっと楽しい感じに滑るべきだろうし、技や技術でチャレンジをするなら、結果は求めていないということをもっと理解してあげないといけないと思います。でないと、逆に浅田真央さんが可哀想かなぁと。
 こんなことを日本でいうと、すぐ心ない人からお前は韓国人かみたいなツッコミが入ることが容易に予測されるんだけれど、、、今回の二人の演技をみていて、どちらの方が華麗だったり楽しかったり魅せる演技だったかといえば、キムヨナだと自分は思います。なので、しごく順位や得点は妥当かな、と。
 
 でもね、忘れていけないのは(思い出すべきなのは)、むかしは日本人やアジア勢がいくらフィギュアの技術があっても、白人のお姫様的な華のある選手を前にはまったく歯がたたない、手足が長くスタイルのいい白人達に人種の壁で最初から差別されていると普通に言われていたことだと思う。それに比べれば、アジア的な美の評価や、演技としての評価という公正な観点に関しては、昔より公平かなと思うのです。