「獣の奏者1 闘蛇篇」 上橋菜穂子著 感想
上橋さんのファンタジーものの大傑作なんですが、今回、完結編が出たのに呼応してか文庫で1巻・2巻が出たので読みました。←ちなみに1巻2巻だけでも話は完結しています。著者もそのつもりで終わらせたのが、いろいろな経緯で続編として出たのが3巻・4巻だそうです。
既にアニメ化もされていて、認知度も高い作品かとは思いますが、自分にとっては初読み。「精霊の守り人」シリーズの著者さんの本ですから、ある程度期待値が高い状態で読み始めたのですが、そんな淡い期待値を遥かに通り越して大傑作と出会いましたというのが正直な感想。これは凄い作品ですよ。どこから伝えたらいいのか迷うくらいに完成された作品であり、感動を呼ぶ作品であり、なおかつ心に残る作品です。
うまくそのことを伝える言葉がなかなか出てこないんですが、とりもなおさず大プッシュすべくレビューあげておきます。たぶんあとでこのアップ、追加記事を書くと思いますが、本当にいい本ですので、迷わずお買い求め下さい。
夏休みの読書感想文をまだ書いていない人、これならのめり込んで読めますよ。
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/12
- メディア: 文庫
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