小説・漫画好きの感想ブログ

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猫の利き手 オスとメスでくっきり別れる 子供の夏休みの自由研究にも使える

 おはようございます。
 本の紹介がだんだんと溜まってきているんですけれど、なかなか書けないのでそのうちどこかでどかっとやらないといけないんですが(イアン・ランキンの文庫新刊やら、夢枕獏の「陰陽師 首」とか、和月伸宏の「エンバーミング」3巻や、宮下英樹の「センゴク」6巻とか色々)、今朝は時間がないので別の話題を。
 さて、今回取りあげるのは猫ちゃんの話。
 猫の利き手は性別によって別れるという話です。
 動物・ほ乳類の場合、多くの個体の利き手は人間同様に右手なんですが、猫の場合はこれがオスとメスでくっきりと別れるんだそうです。日常の動きの中では右手も左手も自由に使うので、利き手というのがあまりハッキリと意識されることはなかったのですが、実験をしてみると猫にも人間同様に利き手というものがあり、それも、猫の場合、これがオスとメスでハッキリ別れたというのです。
 実験では、ビンの中に小魚とかを入れて、手をつっこまないと取れない状態にしての観察なんですが、そういう場合同一個体が必ず同じ側の手を使う事、そしてそれが雄猫は左利き、雌猫は右利きという結果が出たそうです。下のが元記事なんですが、懐疑的な見方をする人もいるようですが読む限り、なかなか面白い実験だなぁと思います。
 皆様のところの猫ちゃんで一度実験してみるのも楽しいんじゃないでしょうか^^?
ちなみに、うちの雅は、予測通り右手をつっこんで煮干しを取り出しました^^

この研究を行ったのは、英国立クイーンズ大学ベルファストの心理学者デボラ・ウェルズ博士と助手のサラ・ミルソップ氏で、その結果は専門誌「Animal Behaviour」で発表された。まず、ウェルズ博士らは21匹ずつのオス猫とメス猫、計42匹に3つのテストを実施。その内容は、「小瓶に入れたマグロを取り出す」「猫の頭上におもちゃのねずみを吊るす」「猫の前でおもちゃのねずみをひもで引っ張る」というもので、各猫が左右どちらの手を使うのかを調べた。3つのテストは、1匹の猫につき100回繰り返し行われ、慎重に分析を重ねたという。

するとねずみのテストでは、左右の手どちらも使う猫が多かったのに対し、小瓶からマグロを取り出すテストでは、オスとメスでハッキリ利き手が分かれる結果となった。オスの場合、21匹中20匹がマグロを取り出すのに左手を使用。一方のメスは、21匹中20匹が右手を使用していた。
なお、マグロのテストでのみ利き手の傾向が現れていることについて、英科学誌ニュー・サイエンティストは「人間も大ざっぱな作業(ドアを開けるなど)はどちらの手も使うことができるが、精度を必要とする作業(書くことなど)は利き手を用いる」と分析。猫の世界にもこれが当てはまると見ている。