「夏目友人帳」5巻 緑川ゆき著
391冊目の紹介本。
整理のからみもあって、年内に読んだのは年内にとりあえずという感じで感想とレビューラッシュになっています。
「夏目友人帳」の5巻です。
もうじきというか来週テレビアニメの第二部がスタートするせいかやけに書店がプッシュするのにまけてついつい読んでいます。
さて。この巻では珍しくちょっと長目のお話が二篇入っています。人魚のお話と、これも夏目友人帳には珍しい女性キャラが登場・活躍するお話です。思いがすれ違うが、人間とそうでないものの間の縁や感情の揺れをうまくまとめた作品と、本当に別の理解できない物としての妖との関係をまとめた作品です。夏目友人帳の魅力の一つは、こういう風に妖怪が一つの理解できるものとしては決して扱わないバランスの良さにもあるのかも知れません。
最後に一つ入っている短篇が、テレビアニメシリーズの第一話の最終回になったお話です(アニメではもう少し膨らませていますが)。自分はその回を見て、ナツメをちゃんとコミックスで揃えようと思ったので個人的に嬉しかったです。
(さすがに、ララを書店で定期購読で買うだけの勇気はないです^^ どこかの雑誌は「阪急電車」の漫画連載が始まったのでちょっと迷いましたけれど^^)
- 作者: 緑川ゆき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/03/05
- メディア: コミック
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