小説・漫画好きの感想ブログ

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塾はそんなに必要?

東京都の以下のニュース(低所得家庭の受験生に塾代を融資という新制度)を見て思うんだけど、そんなに塾って必要かなぁと正直思います。国や都が音頭とってまで、お金を貸してまでいかせるべきものかなぁ。かつて教育関係の職についていたから余計に思うんだけれど、勉強ってコツさえわかればそう難しいものでもないし、逆にいえば塾にいったところで成績があがるかといえばそんなのは幻想に過ぎないことは、学生の8割近くが塾に通ってても、これだけ学力が下がってる(しかもそらはゆとり教育以前から)ことから明らか。なのに、夜スペのときもそうだったけど、あたかも塾がなきゃ厳しいみたいな感覚はなにか間違ってる気がしますね。
自分は普通の公立中学、高校から国立大学いきましたけど、学校の勉強だけでいけました。まぁ単純な話でお金がなかったので、私立は考えたこともなかったし、私立上位校の受験内容は教科書以外からもバンバン出るので学力とは別の部分での勉強はたしかに必要でしょうから、学校だけでは難しいでしょう。
でも、公立に進むならとくだんいらないし、公共の行政が手をだす範疇にないと思います。もっとも東京都は公立よりは私立のほうが多いし人気が高いという不思議地帯であるという特殊な状況もあるのでしょうがね。
ただ、おおもとに戻っていえばそんな事にお金を使うより教員のレベルアップや、教育の質の向上に力をいれるべきかなと思われます。
 それに、本気で塾に一年いかせるとしたら、夏期冬期講習ぬきでも、15万ではまったくたりないでしょうしね。
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東京都が、受験生を抱える低所得者世帯を対象に、学習塾の費用を無利子で融資する制度を始める。同制度は全国初の試みとなる。
東京都によると、対象となるのは中学3年生と高校3年生。中学3年生には年間15万円、高校3年生には20万円まで学習塾費用を無利子で貸し出す。また、高校3年生には、大学受験料の融資も検討しており、進学が決定した場合は返済も免除する方針だとしている。対象は、年間の課税所得が60万円以下の世帯で、年収にすると、2人世帯の場合で260万円以下、3人世帯約320万円以下、4人世帯約380万
の世帯が対象」」」」