小説・漫画好きの感想ブログ

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中国の大気汚染とトヨタの自動車「iQ」

 
 今日の夕刊を見ていると、東京や大阪などの大都市では昨年に重症患者が救急車で搬送されていくときに、病院から受け入れ拒否を3回以上されるケースが多くなってきているというニュースが出ていました。一番ひどかったのは、東京であった70代のおばあちゃんが肺炎なのに79回も断られたという話ですが、そこまでいかなくてもかなり断られている模様。
 自分自身も喘息の発作などで年に数回くらい救急車のお世話になるし、病院につくまでに呼吸困難的な状態になることしばしばなので、このニュースはひとごとでないのです。喘息持ちにとっては、本当に死活問題なのです。で、そんなことを考えていると、マラソンの男子世界記録保持者のハイレ・ゲブラシルシエさんが、北京オリンピックに「自分の喘息に悪いから」という理由でマラソン競技不参加を表明したというニュースが飛び込んできました。どれほどに中国の大気汚染はひどいのかとびっくりすると同時に競技者がいうくらいだからそれは余程の事なんだなと認識を改めました。日本でも、マラソンの代表選手が男女とも決定しましたが大丈夫なのかなとちょっと心配になりました。
 関連して。
 ついでにという訳ではないですが、トヨタからまたまた環境対応車が出ました。
 今度のは「iQ」という車なんですが、4人乗りなのに、全長がなんと2.985m、約3メートルしか長さがないコンパクトカーなのです。幅が1.68メートル、高さが1.5メートルと乗り心地は今迄のままでサイズだけぐっと縮小。なのに、走行1キロあたりの二酸化炭素排出量はわずかに99g。これって、たしかハイブリッド車のプリウスよりも少ない筈。
 トヨタ、先日に紹介したnewクラウンも頑張っていましたが、このiQもかなりきていますね。しかもたぶんこれはトヨタが唯一シェアを握っていない軽の領域(実際にはエンジンは1000ccだそうだけれど)でもシェアを狙うという攻めの経営のたまもの、なのに環境対策をするという離れ業をやってのけるのだから凄いと思います。
 エコキュートもこれくらい凄い技術革新とかあるといんだけれど、あれはもう純粋にお湯の容積の問題だからコンパクトになったりはしないだろうなぁ。