小説・漫画好きの感想ブログ

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北朝鮮問題 そろそろつきあわなくてもいいのでは??

韓国が北朝鮮に無条件で迎合する状況は終了した。
 アメリカもジョージ・ブッシュが最後の花道としたことも時間切れとなれば、もはや世論の後押しもありアメリカは北朝鮮にいい顔をしない。 
 となれば、日本もそろそろこれ以上つきあわなくてもいいのでは、とそんなことを思わせる以下のニュース。

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北朝鮮、核燃料廃棄などを拒否 韓国紙報道

 北朝鮮は、核施設の核燃料廃棄や冷却塔の取り壊しを拒否しており、こうした措置に見返りを求めている。24日付の韓国紙朝鮮日報が、米ワシントンから匿名の外交筋の発言として伝えた。
北朝鮮は先月、米国の専門家らの監督下で、寧辺にある核施設の無能力化に着手した。ただ、核燃料廃棄と冷却塔取り壊しに関する米国の要求には二の足を踏んでいる。
北朝鮮は、無能力化の次の核廃棄段階で要求に応じる姿勢にあり、新たな見返りがない限り実施しないとしている。

またまたお得意の土壇場外交。最後の最後で今迄の全てをご破算にする外交交渉。
 いつもいつもこの手で来たからか、それとも交渉とはそもそもこういうものだと思っているのか、信義も約束もまったく意味をなさない国を相手にするには、普通の人間では勤まらない。もう大概な話ですよ、これは。しかも、こういう状況下でありながら、あまりニュースになっていない話ですが、福田首相はこの六カ国協議の成果とは全く別のところで、北朝鮮の軽水炉建設にともなう国際借り入れを日本が立て替える形で今後5年間で返済する決議を通してしまっているのですよ。何故にそれが大問題としてテレビでとりあげられないのか謎ですが、当然、北朝鮮はそんなものを返す気はないし、国際的にも誰も感謝しない。なのに、どうしてそういう事がまかり通るのかな。
 C型肝炎などの一括一律救済の話にしたって、最初は法律の枠組みがどうといっていたのが支持率がまた下がりそうだとなると、今度はいきなり議員立法だとかいいだす状態。ナベツネさんにと頼み込んで今更ながらに「あの大連立は小沢さんが仕掛けたものだ」なんていうキャンペーンをはらせたり、思っていた以上に陰険で、そのくせにあまりにも策士としての能力が低いことが福田首相に関してはわかってきました。
 多少腹黒くても策士でもいいから、もう少し国民の目線にたって国民が利益を得ることができ国際的に日本の立場を強くもっていくことができる有能な人に次は首相になって欲しいものです。