小説・漫画好きの感想ブログ

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世界で一番最初に温暖化で海に沈む国 ツバル共和国

 こんばんは、樽井です。
 結局一日回復せず、で、環境問題について色々調べたりしていました。その中で、ちょうど温暖化での海面上昇では何度も取り上げられた南太平洋のツバル共和国の写真が朝日新聞の特集のところで見つけられたのでアップしておきます。この十数枚の写真で見るような国が、温暖化のあおりをくって国そのものが沈む(去年の「日本沈没」の映画みたいに)なんてことは、これはやっぱり許されないことだと思うんですよね。
 実際の銃弾が飛び交って、戦車や戦闘機が侵攻して国を一つ不当に占拠しているわけではないですけれど、ただ誰が直接の引き金をひいているかがわからない加害者の側も加害者という認識がないままに相手の住む所暮らしを根本的に破壊しているのだという認識はもたないとこれは話が始まらないと思うのです。
 そして、そういう話をしたときに、そんなことを言っても、、、と言う意識が絶対誰の心にも浮かぶとは思うのですが、日本も海抜上昇が深刻化した時にはこのツバルと同じように沈む国だという事を思い起こさないといけないと思うんです。実際問題、日本は富士山のような高い山もあるけれど、人がたくさんすんでいて都市化されていて経済活動の主体があるところは沿岸部の平野部に集中しています。つまり、海岸線が後退するとあっという間に全滅してしまう、国としての形が崩壊してしまう国で、じつのところ海抜の上昇で一番被害を被る国でもあるという自覚が必要です。
 経済的に恵まれた国が集まって、やんわりと恵まれない国のためになんとかしようというのではなくて、自分たちの国を守る為にも絶対に温暖化対策はやらないといけないという事を理解しないといけないと思うんです。どうも環境問題については熱くなってしまいがちですが、そういうことです。環境問題はけっして遠い世界の話ではないのです。
 
 http://doraku.asahi.com/lifestyle/greencafe/earthphoto/index.html