小説・漫画好きの感想ブログ

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福島第一原発 事故レベル7に 計画的避難区域設定

おはようございます。
 知人や仲間が長野にいるので、ちょっと状況が心配で早くから起きていました。
 政府は、震災当日の状況について、かなり危機的状況であった(一般予想よりもカタストロフィ一歩手前のような状況)であったことを発表しました。それによれば、当時の福島第一原子力発電所については、十二分にレベル7状態であったかと思われます。ただし、チェルノブイリとは同じレベルの原子力発電所事故であっても、内容や崩壊の様子が全く違うので原子力発電所事故として最悪の事態といえども中身は違うし対処方法も違うのは、これまでと同じです。
 このあたりがいまだに混同されているのが難儀な話ですが、これを受け止めて、それでもなんとかしていかないといけないわけですから、このあたりだけはマスコミはじめ広報には頑張ってほしいです。 
 なお、これにあわせて政府は、「計画的避難区域」として、以下の地域、福島県の飯舘村や葛尾村、浪江町の全域と川俣町南相馬市の一部を計画的避難区域の対象とした。この地域についての避難民や農産物などについての風評被害が新たに強くならないようにもしないといけません。

内閣府の原子力安全委員会は11日、福島第1原発事故について、発生当初から数時間、1時間当たり最大1万テラベクレルベクレルは放射能の強さ。1テラベクレルは1兆ベクレル)の放射性物質を放出していたとの見解を示した。現在は1時間当たり1テラベクレルほどまで落ちているとみている。
 数万テラベクレル原発事故の深刻度を示す国際原子力事象評価尺度(INES)の最も深刻なレベル7にあたる。今回の事故は数時間の放出でレベル7に相当するため、現在レベル5としている政府は、引き上げの検討に入った。過去に発生したレベル7の事故には86年のチェルノブイリ原発事故がある。
 INESは、程度の低い方から、レベル0〜7の8段階に分類している。スリーマイル島原発事故(79年、米国)はレベル5、茨城県東海村で起きたJCO臨界事故(99年)はレベル4とされている。

 追記:INESとは、International Nuclear Event Scaleで、「国際原子力事象評価尺度」のこと。そして、これはIEAEが作ったものです。