小説・漫画好きの感想ブログ

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大阪府橋下府知事、宮城・岩手・福島の避難所ぐるみ疎開受け入れ表明 

 一個下の記事で、政府や東電、マスコミ、民主党、自民党の非難のしあいと責任のなすりつけあいに対してネガティブな記事を書きましたが、こちらはポジティブで明るい話題です。大阪の橋下府知事が温度を取って、関西広域連合で、宮城・岩手・福島の避難所住まいの人たちについて丸ごと疎開を受け入れることを表明しました。
 詳細は以下記事ですが、こういう動きが出来るのは道州制議論のプラスの可能性のたまものですし、強力なリーダーシップあっての話です。実現に際してはいろいろな問題もあるでしょうし、始まったとしたら始まったでいろいろな問題が出てくると思いますし、故郷を離れたくないという人もいるでしょうが、それでもこの一つの動きで、宮城や岩手・福島の人たちの心には何か暖かいものが生まれるのではないでしょうか?
 (といっても現地で被災している宮城や岩手・福島の人の意見はここでは聞く事ができないのが残念です。ネットが使える状態の現地の三県の人の意見も是非聞きたいのですけれどね〜)

大阪府の橋下徹知事は18日、宮城、岩手、福島3県の大阪事務所長らと府庁で面会し、関西各府県が避難所を開設し、避難所ぐるみの「丸ごと疎開」を受け入れることを明らかにした。
 近畿など2府5県が参加する関西広域連合で大筋合意しているという。同府は市町村とともに避難所として使用できる体育館、公民館などのリストアップを進めている。
 関西各府県は既に、被災者に公営住宅を提供する方針を決めているが、被災者が各地に散って孤立する恐れも指摘されていた。丸ごと疎開はコミュニティーを壊さない受け入れを狙う。
 橋下知事は報道陣に「壊滅的な打撃を受けた被災地に人やモノを送り込むのは限界がある。関西なら現地の避難所より室温が高く、医療や福祉、食料などでもいい環境を提供できる」と強調した。関西への被災者の移動について、橋下知事は「国が方針を出し、自衛隊や交通事業者が力を合わせればすぐにできる」との見通しを示した。