小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

「グイン・サーガ・ハンドブックFinal」 ハヤカワ書房編

 昨年栗本薫氏が逝去されてしまい断筆となった、グイン・サーガ
 その未完の大作の為のハンドブックのファイナル版が発売されています。数百数千の人々が登場する作品なだけに、人名事典などの拡充もなされてはいるのですが、、、他のグインファンと同様に、なんだかよりさびしさを誘う一冊となってしまいました。
 注釈がつき、枝葉ができ、追悼のものがたくさん出ても、心にぽっかりと穴のあいたような感覚は抜けがたいです。今月の10日に書店店頭で感じた違和感は、偶数月にグインの新刊が出てこないという事実でした。
 長い長いおつきあいの物語でしたし、そのときどきに懇意にしていた方々と一緒にともに読んできた物語だっただけに、ワンシーンごとに色々と思い出して、なんだか感慨が深過ぎてまだうまく言葉にできません。グインサーガの世界がこれからどうなってくのか(誰かが書き継ぐのか、未完のままで凍結するのか、メディア展開はどうなるのかとか)わかりませんが、ずっと気にしていくことになると思います。
 ぼちぼち、オフ会とかをまた開こうかな^^
 

グイン・サーガ・ハンドブックFinal (ハヤカワ文庫JA)

グイン・サーガ・ハンドブックFinal (ハヤカワ文庫JA)