小説・漫画好きの感想ブログ

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「弁護士のくず」8巻 井浦秀夫著

 今日は、四国高松での例の三浦さん家族殺人事件の判決が出て、おばあちゃんと孫娘を殺した川崎政則被告に対して死刑判決が出ていました。最近は、陪審員制度と連動して結審までが非常に短いスピード判決のシステムが多用されますが、今回みたいな遺族感情を大きく損なう事件のときはこうしたスピード判決が出る仕組みのほうがよいなと改めて思いました。
 特にこの事件では、殺された孫の父である山下清さんが、みのもんたをはじめとするマスコミ陣に当初真犯人ではないかと疑われて、あたかも殺人犯であるような検証までされたわけで、、オウム真理教事件のとき同様に実際には違うのに冤罪をかぶせられたような格好にもなっただけに、きちんとした事実関係が発表され、判決が素早く出た事は救いでした。
 死刑という判決に関しては、僕は個人的には死刑反対論者なので残念ではありますが、被害者感情や残忍さからすればすぐに出てこれる罰では軽すぎるとも確かに思います。

 さて、漫画のほうの紹介なんですが、、前振りに今日の事件を出してしまったので作品内容が殺人事件の冤罪をはらすものであってもギャグも結構入るのでちょっと割愛します。橋下徹弁護士の弁護士懲戒請求ネタとかも入っていて面白かったんですがね。

弁護士のくず 8 (ビッグコミックス)

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