小説・漫画好きの感想ブログ

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「新・魔獣狩り11」 夢枕獏著

 本年265冊目の紹介本です。
 菊地秀行さんの「夜香抄」とどちらにしようか迷った末にこちら。
 本書は、夢枕獏さんのこれまたとてつもなく長く続いているサイコダイバーシリーズの「魔獣狩り」篇の最新作です。二年に一作ペースなんで、読む前には毎度毎度前巻までの流れを思い出さないといけなくなるんですが(笑)、、、いよいよ最終局面に物語は入って来ました。このぶんだと「キマイラ」よりこちらの方が先に完結しそうです。
 ストーリーの方は、最終局面にはいったことはわかるんですが、ただ、大きくはどこにも話は進んでいません。空海の過去がちらりと出たり、エレキテルの平賀源内が出て来てケセンに辿り着いたりくらいで、本当に準備篇でした。

新・魔獣狩り 11 地龍編 (ノン・ノベル)

新・魔獣狩り 11 地龍編 (ノン・ノベル)