小説・漫画好きの感想ブログ

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暑い夏にはビールという人に、、ベルギービールに続いて

 

このサイトに来られる方にも、どうしたものだかビール好きの方がたくさんいらっしゃいます。
 自分自身は、飲み会の慣習に従って最初の一杯はビールにしますが、あとはビールは飲みませんし、飲むとしてもシャンディガフとかスタウトビールとか変形した形でしかのみません。前に飲んだベルギービールはけっこういけましたが、キックが半端なかったのであまり飲みませんです。けれど、今日ネタで見つけたビールはちょいと珍しい。
 記事の通りで、実は「大麻」を原料にしたビールなんです。「大麻」と聞くと、すわ違法ビールかとおもいがちですが、実は大麻のビールは世界的にも存在するもので、日本でも違法ではないというお墨付きが出ているようです。というのも、大麻の種子は優良食品だし、七味唐辛子なんかにも入っているそうです。知りませんでしたけれどね〜。
 そんなわけで、箕面の地ビールとして取りあげられていたこのビールを紹介しました。
 ←ネタ的にいえば、この箕面っていうとこは、こないだ大麻所持や栽培で大問題になった関西大学とは車で10分ちょっとくらいのところにあるんで、、、そのあたりが商売にならなければと変な心配だけしています。

このビールが販売を開始したのは、ガンジャハイが2000年秋で、ヘンプハイが2001年の春。開始されたと簡単にいうが、そんなにすんなりと販売まで至ったわけではない。厚生省麻薬取締本部との紆余曲折があり、無事に販売にこぎ着けるまで一年ほど時間がかかってしまったとか。
だからといってこれが危ないビールか、と思うのは早計。実は大麻大麻と言っているが、このビールに使われているのは種子の部分。大麻取締法で規制されているのは花と葉の部分なので、成分的にはまったく問題ないのだ。
現にヨーロッパでは何種類かのヘンプビールが市場に流れていて、ごく普通のアイテムとして取り扱われているそう。
それに大麻の種子は大豆と同じくらいのたんぱく質、そしてアミノ酸やビタミン、食物繊維なども含まれる優良食品なのだとか。種子の部分は日本では古来から使われていて、いまでも熱処理を加えた上でいなり寿司や七味に入っている。なのにそれをビールにしただけで、大変なことを! という気分になってしまうのは完全に思いこみの産物。このビール、ただの物珍しいだけのビールかと思いきや、実は“健康ビール”なのだった。
というわけで通年販売されているというヘンプハイ、早速あけてみたところ、びっくりするほどあっさりとした味わいだ。といっても軽すぎるわけではなく、シャンパンのような香りのよさときめの細かい泡に驚かされる。それに苦さも控えめなので、ビールの独特の苦みが苦手という人でも飲みやすそう。
年2回仕込みの期間限定ビールであるガンジャハイは、黒ビールタイプに作られており、大麻種子と麦芽を香ばしく煎って使用するためフルーティーで豊潤。上品なワインのような味わいらしい。
独断ではあるが、ヘンプハイはあっさりとした魚料理や枝豆などにあい、ガンジャハイはこってりとした肉料理にあう気がする。

 追記:偶然ながら、バドワイザーがベルギーの会社に本日買収されまして、アメリカの会社ではなくなっちゃいました。ビールのブランドしてはきちんとバドワイザーの名前は残るみたいなので、一部マニアな人に馬鹿受けの「バドガール」は今後も存続するそうです^^