小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

「アカギ 21巻」

アカギ21巻です。
アイシールド21ではありません。さっき社会派ネタやったとこなのに、次は麻雀漫画かよと突っ込みが来そうですが、そろそろこの漫画もラスト近かろうと読んでみました。
が、ダメでした。
面白くありませんでした。この漫画の主人公は天才的な麻雀打ちで、その独創的な打ち筋と思い切りの良さ、著者独自の劇的なモノローグが面白かったんですが、ここしばらくは惰性も惰性。ただ単に強いだけの麻雀打ちの話に成り下がってしまい面白くありません。
そりゃワンアイデアでの、血をやりとりする命を懸けたマージャンというネタだけ(四枚ある同一牌のうち二枚が透明というネタもあるが)で十巻以上も鷲津老人という同じ相手とマージャンやってたらマンネリになるなという方が無料はあるんだけど、それならスパッと終わらせた方がファン的にも嬉しかろと思わずにはいられません。
週刊少年マガジンでもギャンブル漫画を連載していて、そちらが次々に新しいアイデアがいるのかも知れないけど、余計にそれは悲しいです。次巻あたりで上手く締め括れば、「哭きの竜」レベルに名作麻雀漫画になれます。すごい展開か、はたまたは綺麗な海底でのあがりを期待します。

アカギ―闇に降り立った天才 (21) (近代麻雀コミックス)

アカギ―闇に降り立った天才 (21) (近代麻雀コミックス)