小説・漫画好きの感想ブログ

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「生き人形」 永久保貴一著

 ホラー漫画の紹介が続きますが、この本ははっきりいってかなり怖いです。
 極め付きで怖い本です。なので、怖い話はちょっと苦手だなという人は絶対に読まない方がいいです。それくらい怖いです。思い出すだけでも自分も怖いくらいです。
 というのも、この本に書かれている話は実話で、たぶんかなりの悪霊が絡んでいる話だからです。もちろん幽霊がいるいない、信じる信じないは人それぞれなわけですが、この本を読むと確実に背筋がぞくぞくし、その日の夜には必ず誰かに見つめられている気配がするといういわくつきの作品で、事実、こうして今軽い気持ちでレビューを書いているだけでもなんか悪寒がしてきました。まずいなぁと思いながら、書いている始末です。
 どんな話かというと、稲川淳二が絡んだ人形の話なんですが、この日本人形に絡んだ人が次々と死んだり怪我をしたり失踪したりしていき、最後にはそれを聞いたテレビ局がお昼の放送でそれを取り上げたところ生中継の最中に「霊が見える」という電話が鳴り止まず、スタジオで大事故が起きるという事件があったその顛末なんですが、本当に怖い話です。

生き人形 (ホーム社漫画文庫)

生き人形 (ホーム社漫画文庫)


 
追記 この本、本当に怖いんで、紹介を書いたはいいけれど、怖い話がダメな人は本当に読まない方がいいです。怪談を楽しむ、ホラー漫画を楽しむというような軽いレベルではありません。
気になった人の為に、この話についてちょっと書かれた記事があったので、そこへのリンクだけ張っておきます。
王子のきつねON LINEというサイトの記事です。
http://blog.goo.ne.jp/kitsunekonkon/e/6e47178fd87aa509babb6f9ed8bb057