小説・漫画好きの感想ブログ

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「十七歳だった!」 原田宗典著

 こんにちは、樽井です。
 ぼちぼち仕事行ってきます。チロルのチョコレートドリンクを飲んで元気だしていってきます(どこも取り上げないけれど、このチロルのドリンクはひさびさに当たりだと思うんだけれど、だめかな? メタボリック・シンドローム一直線のハイカロリーだからかな)。


 「十七歳だった!」 原田宗典 

 十七歳だった!
 そう。確かに、僕も十七歳だった。
 高校生だったし、スリムだったし、クラブもやってたし、バイトもしてたし、恋愛だってそこそこまぁ何人かとはしてた。なんとなく毎日が楽しくて、何にでもなれそうだし、仲間は常に側にいるし、何でも手に入りそうだった。
 そう、確かにそんなバラ色の十七歳はあった。
 アタックに一時的に失敗することはあったし、テストの点数がイマイチなときもあったし、阪神が二年連続の優勝を逃したりしたときもあったけれど、それでも十七歳だった。人生をふりかえってみて、一番楽しかった時期の一つではあった。だから、とっても深く共感したし、とっても豪快に笑えたりするところがたくさんあった。
 この本は、今現在、そしてかつて十七歳だったことがあるすべての人(一応男性なら確実)に薦められる一冊です。
 いつもよりとても短い紹介文は、読んでみてもらえたら、それだけで分かる本だからです。
 お薦め度は5の4です。

十七歳だった! (集英社文庫)

十七歳だった! (集英社文庫)