小説・漫画好きの感想ブログ

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GEKIDAS 激裏情報@大辞典

 こんにちは、樽井です。芸能ニュース、なんだか沢尻エリカ一色ですが、、、別に興味持てません。そんなに綺麗かなぁ??? 長澤まさみさんとかの方がいいような気もしますが、まぁ好みの問題ということで。20歳越えてるんだから、別にそこまで取り上げなくてもという感じです。
 むしろ、先日本屋さんに立ち寄ったときにちょっと目についてパラパラと読んでみた本が新聞で取り上げられていたので、少し拾ってみます。
 読売新聞の夕刊版からです。
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「犯罪手口本」が10万部超…東京で有害指定、大阪は静観 (読売新聞)
 違法行為の助長、それとも防犯に有効――? 爆弾の製造法や免許証偽造の仕方などを紹介した〈犯罪マニュアル本〉をめぐり、東京都や岡山県が「犯罪を誘発しかねない」として条例に基づく有害図書に指定し、販売を規制した。
 一方で、大阪府などは「手口を知ることが防犯につながる」と静観の構え。判断が揺れる自治体を横目に本は若者を中心に人気を呼び、ベストセラーとなっている。
 ペットボトル爆弾は殺虫剤や輪ゴムなどがあれば製造できる。運転免許証の偽造は5000円以下で可能。「GEKIDAS(ゲキダス)激裏情報@大事典」(1980円)には過激な記述が並ぶ。著者の本堂昌哉さん(35)はインターネットサイトの管理者。買い取った情報を会員向けに有料配信しており、そうして集まった情報を本にまとめた。


まぁ、内容は読んでいただいたとおりで、犯罪の起こし方、実際の犯罪手口についてのマニュアルで自分も一読かなり危険だなぁと思って、あえてブログで取り上げるのはやめようと考えていたんですが、新聞でとりあげられちゃうと絶対にまたネット世界でも内容がばんばん出る話だと思うので、あえて取り上げます。
 結論からいえば、僕は東京都が取ったという有害指定図書扱いは正解だったと考えています。中身を見ると、本当に誰でも犯罪が出来るような気分がするだけでなく、実際にリアルにマニュアルとしても使える内容なので悪用しようという人が見れば、本当に指南書になりかねないと考えるからです。十年くらい前に「完全自殺マニュアル」という本が出て物議をかもした事もありましたが、あくまであれは自殺をしようとする人にとってという話でしたが、この本は犯罪それ事態を拡大生産しかねない危険さが感じられるので同様に出版・表現の自由という形でくくられるべきものではないと感じます。
 実際問題として、大阪はいまかなり治安が悪いです。先日は大阪世界陸上を前にホームレスを見えないところに隠したり綺麗な街にみせていたりしましたが、実際のところでいえば毎日大阪の街を歩く人間として治安の悪さを感じます。そして、それはどちらかというと若年層に多く見受けられる傾向です。そういうところへこの本がばらまかれるとどうなるのか。大変な危険を感じます。 
 大阪府は、手口をしることで自衛のための情報を得ることも出来る、としているようですが、実際の犯罪者もしくは犯罪をしようという者に対して一般の人間はあまりに無力です。手口を知ったからといって、どうすることもできません。できることは今迄のことと大差ありません。割れ窓理論同様に犯罪はできるだけない状態にしていくことがより犯罪の少ない社会を実現するわけで、こういう態度は本当にどうかと思います。大阪はひったくり日本一とかやくざの抗争事件での死傷者数が日本一とか非常に不名誉な記録をもっているだけに、こういう事に関してはもう少し積極的に関与していただきたいというのが本音です。
 自分は男だし、身長も180センチ以上あるし、多少の武道の覚えもあるから、一人歩きやトラブルにも人より安全ではありますが、女の子やご老人、子供にとっては犯罪からは自分で身を守るものというよりも、絶対的に社会的に守ってもらうものであると自分は思います。犯罪に関しては、たとえ小さい政府を目指すにしても多大に対策費を取ってでもいいのでなんとかして欲しいと考えます。
 立川のストーカー警官とか京都の女性関係のことで二女に殺害された警官とか、警官のモラルや職務態度が取り沙汰されることも多い昨今ですが、それをもって一事が万事とすることなくもう少し頑張って欲しいし期待します。

 あ。そういう事ですので、いつものようにアマゾンにリンクをはるのは、今回はなしです。売れて欲しくないもので。