小説・漫画好きの感想ブログ

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「アカギ」26巻 感想 

アカギ 26巻 感想

 麻雀漫画です。
 とにかく、長い長い漫画になっています。なんせ、鷲津麻雀という話になってからはコミックスの巻数にして20巻、連載期間にしてそろそろ10年は過ぎようかというのに、まだ一晩の四回戦の半ちゃん麻雀が終わらないんですから^^
麻雀をやらない人からしたら分からない話だと思うんですが、そうですね、半ちゃんというのがだいたい普通は1時間から長くて2時間ですから、このゲームの中の時間でいえば、数時間の麻雀を描くのに現実世界では10年ちょっと、コミックスにすると20巻近くかかっているのです。これを長いといわずして何を長いといおうか。この26巻なんて、たった一局の勝負すら終わりません。わずかに数巡ほどする間のことだけで一巻まるまるのページ数を使っています。
 主人公のアカギと、敵の鷲津の数回のツモと読み合いだけで一巻です。
 もう時間の引き延ばされ具合でいえば、往年のサッカー漫画「キャプテン翼」よりも遙かに長い長い引き延ばし具合です。麻雀の勝負の点数に応じて血を抜いていくという賭け麻雀ですから、下手をしたら数分でケリがつく試合の連載が、十年です。もう長いです。長すぎです。この漫画、果たして終着点というものはあるのでしょうか???
 最近では、潔さという点から、同じ麻雀漫画でも、小泉元総理のパロディの「無駄ヅモなき改革」(大和田秀樹)のほうがギャグ具合ととんでもなさから上なのではないかと思い始めてしまっています。。。「カイジ」といい、この人の漫画、独特のオリジナリティある言い回し、タッチは買ってるんですけれどねぇ。。

アカギ―闇に降り立った天才 (26) (近代麻雀コミックス)

アカギ―闇に降り立った天才 (26) (近代麻雀コミックス)