小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

野田首相 福島第一原発は「収束」「冷温停止状態」宣言

こんばんは。ただいま戻りました。
 金曜ロードショーの「借りぐらしのアリエッテイ」見ていますが、その裏番組では野田首相の今日の宣言について報道されているようです。今日の別の記事ではないですが、福島の今の現状や東京電力の最近の動きを見ていると、この「冷温停止」状態も本当にそのまま信じていいものか、信じるにしてもそれでよしとしてしまっていいものなのかと思わずにはいられません。
 今ここで冷温停止状態を宣言するにしても、今もなお震災の爪痕はまだ尚深く東日本の傷跡は大きいことも取り上げて宣言、打開策、救済策、未来へのビジョンを語ってほしいものです。

野田首相は16日、首相官邸で記者会見し、事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所の原子炉が安定化の目安である「冷温停止状態」を達成し、事故収束を目指した工程表のステップ2を完了したと宣言した。
 事故発生から9か月余り、当初の予定より1か月前倒しの完了で、今後は、30年超をかけて原子炉を解体する廃炉と、約11万人の避難住民の早期帰還の支援策が焦点となる。
 会見に先立ち、原子力災害対策本部(本部長・野田首相)が開かれ、ステップ2完了を確認した。その後、会見に臨んだ首相は、「万一、トラブルが生じても、(原発敷地境界の)放射線量を十分に低く保てると確認した。事故そのものは収束した」と述べた。その上で、今後の課題として「除染」「健康管理」「賠償」を挙げた。除染対策としては、〈1〉除染費として今年度予算と来年度予算案などで1兆円超を充てる〈2〉政府の除染担当者数を来年4月までに400人規模に拡充〈3〉除染を行う作業員を来年4月をメドに3万人以上確保する――との方針を示した。