小説・漫画好きの感想ブログ

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「残念な人の仕事の中身」 ロバート・W・ゴールドファーブ著 感想 

 ビジネス書です。
 いや、最近実は仕事で悩んでおりまして、、結果が出せない、チームとしてのスコアが上を向いてこない部分があってあれこれと試したり、自問自答したり、個別飲みやミーティングをしたりもしているのですが、どうにも結果が伴わないのです。
 長い人生にはそういうことはよくあること、そういう時期もあるさと人ごとなら言えるのですが、自分自身とその社員、部下、チームとその家族にまで影響が出る話だからあれこれあれこれ。
 前までは、これだ!! っていう絶対的なやり方というか基本路線があって、迷ったり、業績が落ち込んだり、負の連鎖(恐ろしい事に仕事上では不運なことが始まりだすと考えられないイレギュラーが次々とくるものです)が始まったときには、初心に戻って、ガツガツと基本を徹底して声たからかに目標値を掲げ、自分が率先して突貫的に一番下のぺーペーの子と同じ仕事をがっちりやってみせることですぐに気運は上昇したのですが、それがここのところそうならない。休み返上で動いてみても手応えが今ひとつ、違う電話で身動きが取れないなんてこともしばしば。
 一つ一つの仕事を見てみればお客様に満足していただける内容だし、コストパフォーマンスもすこぶる良くて、なんだけれど業績となるとふるわない。
 なので、迷う、考える、へこむ、煩悶する、悩む、試す、変化させるを繰り返しております。

 この本も、そんな中で読んでみた一冊ですが、どうかなぁ。ちょっとピンとこなかった。ケーススタディーということで色々な職種、色々な業種、色々な階層の人たちの仕事ぶりと上司からの評価、本人のいい分、何が問題なのかを分析した本書は役に立つかと思ったんですが、読んでいると結構矛盾した部分があったり、結局はその上司の趣味嗜好で評価が分かれているだけではないかと皮肉に思える場面も。共通しているのは、部下・同僚からの信頼や敬意がなくて数字だけを考えていてはいけないというところだけで、あとに関してはバラバラで、あまり自分には役立ちませんでした。  
 

残念な人の仕事の中身 ?世界中の調査からわかった「組織で評価されない人」の共通点

残念な人の仕事の中身 ?世界中の調査からわかった「組織で評価されない人」の共通点

  • 作者: ロバート・W・ゴールドファーブ,川村透
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2011/08/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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