小説・漫画好きの感想ブログ

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フジテレビデモについて 朝日新聞が「韓国人嫌いの暇人では」と擁護に反撥 中川淳一郎

 フジテレビの韓流ゴリ押し偏向報道について、先日も大規模なお台場フジテレビデモがありました。あのデモや、その後の大阪での運動や次の名古屋での東海テレビに対するデモなどについて、発端からずいぶんとたった今頃になって朝日新聞がフジテレビを擁護する論調を掲げたことが話題になっています。
 ただ、この論調がずいぶんとマスコミ>ネット、韓流押しは正当であるという風になっており、そもそもの放送法の規定や、偏向報道そのものについて触れずに、ただ単に韓国嫌い、韓国人を差別している人たちのネット上の祭りという風に矮小化卑小化している点については問題点が多いかと思われます。
 どうやら、この記事を書いた識者というのはそもそも論として、ネット文化というものについては十把一絡げに劣ったもの、ろくでもないものと決め込んでいることもその根底にあるようです(というよりはそういうキャラクターや思想の持ち主をあえて選択している朝日新聞のチョイスについても問題になりそうですが)。
 その根拠として、論者の中川淳一郎の著書には「ウェブはバカと暇人のもの」「ウェブを炎上させるイタイ人たち」というのがあります。
 ちなみに、著作説明には以下の引用が書かれています。

「ウェブはバカと暇人のもの」

著者はニュースサイトの編集者をやっている関係で、ネット漬けの日々を送っているが、とにかくネットが気持ち悪い。そこで他人を「死ね」「ゴミ」「クズ」と罵倒しまくる人も気持ち悪いし、「通報しますた」と揚げ足取りばかりする人も気持ち悪いし、アイドルの他愛もないブログが「絶賛キャーキャーコメント」で埋まるのも気持ち悪いし、ミクシィの「今日のランチはカルボナーラ」みたいなどうでもいい書き込みも気持ち悪い。うんざりだ。―本書では、「頭の良い人」ではなく、「普通の人」「バカ」がインターネットをどう利用しているのか?リアルな現実を、現場の視点から描写する。

個人的にはつい最近も書いたが、2ちゃんねるについては、ああいうありようは宜しくないと思うところもあるし、匿名文化については否定的な意見を自分も持っているが、彼によれば僕らやここにくる人がやっているブログやミクシィ、フェイスブックなども全てひっくるめておぞましいものだということでそこに関しては相容れることが出来ない。