小説・漫画好きの感想ブログ

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福島第一原子力発電所事故 放出セシウムは広島原爆の168発分だった

おはようございます。
 さてと今日も仕事に行ってきます。
 昨日のニュースですが、民主党の代表選の裏側でさらっと報道されていましたが、福島第一原発の放射能漏れのレベルがかなり高かったですね。一概に比較できるものではないですが、今なにかと話題にのぼってくるセシウムの量だけで単純比較すると、なんと広島型の原爆の168発分にも相当したとか。これはどえらい数ですよ。
 今色々とセシウムを吸着したり、半減期を一気に減らしたりするようなことは出来ないかと動きがありますが、やっぱり凄まじいものだったんだなと言わざるを得ません。

<福島第1原発>放出セシウム…広島原爆の168個分
毎日新聞 8月26日(金)22時28分配信
 経済産業省原子力安全・保安院は26日、東京電力福島第1原発1〜3号機と広島原爆から、それぞれ大気中に放出された放射性物質の核種ごとの試算値を公表した。セシウム137(半減期約30年)の放出量を単純比較すると、福島第1原発は広島原爆の168.5個分に相当する。

 ◇保安院が試算

 試算値は衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出された。原爆は「原子放射線の影響に関する国連科学委員会2000年報告」、福島第1原発は、6月に国際原子力機関IAEA)に提出された政府報告書の試算を基に作成された。

 セシウム137の放出量は、福島第1原発1〜3号機が1万5000テラベクレル(テラは1兆)に対し、広島原爆は89テラベクレルだった。ストロンチウム90(半減期約29年)は、福島第1原発が140テラベクレルに対し、広島原爆が58テラベクレルで約2・4個分。ヨウ素131(半減期約8日)は、福島第1原発が16万テラベクレル、広島原爆は6万3000テラベクレルで約2・5個分に相当した。

 保安院の森山善範原子力災害対策監は「原子爆弾は一瞬に爆風や熱線、中性子線を放出し、破壊するもので、単純に放出量で比較するのは合理的ではない」と述べた。