小説・漫画好きの感想ブログ

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前原誠司総理大臣誕生か

 今日、民主党代表選に出馬意志を表明している前原誠司議員と、小沢一郎氏が会談した。小沢氏と前原氏は政治理念も方向性も全く違う。アメリカよりと中韓より。自民党よりと社民党より。既得権益維持派と既得権破壊派。大きく違う。 
 本来なら真っ正面から政策論争をしてどちらがより広範な支持を得るのかという事を競って欲しいところだが、片方は党員資格すらない状況で、戦わずしてお墨付きを与えるかどうかというわけのわからない状況になってしまっている。
 このあたり、日本は本当に不幸な状況にあると言わざるを得ない。また、どちらの意向が強くなったとしても、それと正面から相対しなければならない自民党も四分五裂の状態である。政策がどうであれ、民主党という一点で全く協力関係をしない向きもあれば、現在の日本の苦しみの前に大連立を考えるものもいる。
 一度双方の党議員・党幹部・首脳陣に、二大政党の責任ある立場のものとして、この国難においてとにかく協力体制を敷いていただける環境を作ってもらいたい。正直、国民としては国民のために真剣にやってくれるなら、今はどんなことであれ飲む腹の括り方はしていると思うので。
 
 島田紳助の話題や、フジテレビの話題、ムーディーズの国債の格付けの話題、大阪の一斗缶のバラバラ殺人事件、よりも政治のニュースの扱いが小さいことを今一度反省してもらいたい。
 
 追記:もちろん、リビアのように反体制の民主化革命が起き、内戦がおきて首都のトリポリが陥落して指導者のカダフィ大佐が行方不明になっている国よりは遙かに幸せなんだろうけれど、けっこう日本は危ない岐路にはたっていると思うよ、本当に。

 追記2:報道ステーションに出ていますね。前原誠司発言があってから、他の候補者が立候補を公けにしなくなったんだけれど、、、自民党ははやくも大反対の合唱。本音で言えば、無名の人に総理になって欲しかったんだろうなぁ。。。