「聖闘士星矢 EPISODE.G」18巻 車田正美・岡田芽武著 感想

　ながらく休載していた「聖闘士星矢G」の最新刊です。
　休んでいる間に、週刊少年チャンピオンのほうの「聖闘士 星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 」が終わり、さらにはその外伝までもが出てしまってたといういわくつきの作品。でも、正伝の「黄金聖闘士」(いわゆるシャカやデスマスク、アルデバランやカミュらの時代の)若き日を描いた作品としては、これが元祖になります。
　随分と長かったクロノス率いる地底の民と神たちの戦いも、18巻かけて、いよいよ主神クロノスとの戦闘に突入。アイオリアとクロノスの戦いに、ゴールドセイントたちも加勢します。何年か相手の新刊だから、それなりに楽しかったんだけれど出来ればもう少しサクサクと進んで欲しい。
　そして・・・、このお話、クロノスがラスボスに見えてても、本当は別にラスボスがいるからまだ暫くは続くんですよね。ちゃんといい形で盛り上がったまま完結するのかな? それがちょっと心配。

聖闘士星矢EPISODE.G 18 (チャンピオンREDコミックス)

　追記:プレイステーション3初の聖闘士星矢のゲームとして「聖闘士星矢戦記」が今年の11月23日に発売だそうです。「三国無双」「ガンダム無双」みたいな「無双」アクションバトルゲームで、ボスキャラに黄金聖闘士を配置し、雑兵を倒した上で聖域十二宮をクリアーしていくゲームだそうです。フルボイスで、クロスはアニメの設定だそうです。
　下リンクでバンダイナムコ公式ゲームサイトの聖闘士星矢戦記に繋がります。

　http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/seiya_senki/system/index.html