小説・漫画好きの感想ブログ

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「バビル2世ザ・リターナー 」3巻 横山光輝原作 野口賢著 感想

 バビル2世の続編の第三巻、最新刊です。
 101ことバビル2世の血を注入され超能力戦士部隊となったアメリカ101部隊とアメリカ第七艦隊は、ついにバビル二世と三つのしもべとの戦闘を開始した!
一方、彼らをあやつるアメリカ合衆国国務長官クリス・サンダーは、チベットの山奥でヨミと対峙していた。。。
 なんつーか、懐かしいバビル二世の続編漫画なんですが、どうにも展開が遅い感じです。クリス・サンダーとはそもそも何者なのか。マジェスティック12のこの作品での位置づけはどこにあるのか、など伏線もしっかりあるし面白くなりそうなネタなんだけれど、どうも展開が遅いです。連載誌でも常に巻末にいるし、打ち切りとかで中途半端に終わりそうでそれが一番怖いです。
 この野口さん、少し前には夢枕獏さんの「黒塚」とか結構いい原作をもらっているんだけれど、いまひとつ生かしきれていないような気がします。絵も上手いし、もっともっと色々できるような気がするんですけれどねぇ。残念。

バビル2世ザ・リターナー 3 (ヤングチャンピオンコミックス)

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