福島第一原発 放射能汚染水処理装置で水漏れ

　福島第一原子力発電所の汚染水処理施設での実験で、セシウム吸着個所で水漏れが起こって、結果的に汚染処理装置の稼働がストップしてしまいました。いったい東電はどこまでグダグダなのでしょうかね。これ、機械が問題なのだったとしたら、それこそ提供元のフランスだかどこかのメーカーに損害賠償ものですし、国内の組み立てや運用に問題があるのなら、それこそ東京電力にはまたクレームの嵐が吹き荒れますよ。
　どちらにせよ、あまりにずさんというかものごとがうまくいかなさすぎ、ツキにも見放されすぎな気が致します。菅総理に全ての責任を押し付けるのではなく、全員で何かをしなければならない時期な気がします(決して菅総理が有能だとも思わないし、民主党が優秀だなんてことはまったく思いませんが)。
　東京都などで始まった、ホットスポットでの放射線量の線量計でのチェックもそうだけれどそんな場当たり的なことよりも、どうやって復興するかに全力を尽くして欲しいです。いろいろなしがらみも利権もあるだろうけれど、まずは東北の人の復興のことを同じ日本人として考えてあげてほしいです。
　正論も大事だけれど、目の前で困っている人を助けるために、合理的に負担できる範囲ではなんでもしたいし、優先度を考えて協力できるところは全力でやってね。というのが普通の感覚だと思うのですけれどね〜。
　
　そういう意味では「再生可能エネルギー法案」もとっても大事だけれど、まずは復興ありきだと菅さんにもお小言をいいたい気分です。