小説・漫画好きの感想ブログ

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福島第一原発1号機、建屋内で作業開始 

昨日おとついあたりに酸素ボンベを積んでの行動訓練を行っていたチームが、今日から福島第一原発1号機建屋内部に入り込むようです。もともとの循環システムを使っての水冷式の冷却装置がうまく稼働しないということで、空冷式を含んだ新方式で原子炉の冷温化にむけて動くようです。
 1号機はもともと水棺化というのも平行しているので、比較的まだ安全なので、ここでノウハウを積んで2号機、プルサーマルの3号機、格納プールのある4号機と進めて行って欲しいです。
 現場の作業員の方は本当にご苦労様ですし、頭が下がります。
 福島原発の放射能漏れは、東北復興とどちらも正面作戦でやらないといけない大問題ですから、多少無理なスケジュールだったり強引な作戦も取られていると思いますが、こちらは祈るしかありません。

原子炉圧力容器の冷却に向けた作業が続く福島第一原発1号機で5日、水素爆発後、初めて作業員が原子炉建屋に入る。
 福島第一原発1号機では4日、建屋の空気を浄化するにあたって、高い放射線量の空気が漏れ出さないようにするための正圧室の組み立てを行った。
 5日は、水素爆発後、初めて作業員が建屋に入って、建屋内の汚染された空気を浄化する装置の設置作業をする予定。空気の浄化が進んで建屋の作業環境が改善されれば、「東京電力」は来週から圧力容器を冷却する新たな設備の設置を始めることにしている。
 冷却設備は空冷式と水冷式を組み合わせたもので、冷却設備が動き出すと、早ければ数時間で圧力容器の温度を100℃以下に下げられるという。東京電力は安定的な圧力容器の冷却に向け、作業を急ぐ方針。