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福島第1原発「廃炉に10年」 東芝がロードマップを提出

10年か、、、、、。
 これが妥当なスピードかどうかは専門的な知識がいる話だけれど、あくまで技術的な提案であるとすれば政治判断や資本・技術の集中投下でもっと素早くできるようにというのが国民や被災地の人々のせつなる希望でしょう。
 この為なら、現実的なラインであなら、いくら増税してくれても構わないです(但し福島の人や東北の人は減免で)。ともあれ政治家はこうした未来をどんどんもっと語って欲しいです。 
 東京都知事選は、無風のままで石原慎太郎都知事が四選みたいだけれど、なんとなく政治が動くのは国レベルでも県レベルでも勘弁です。

福島第1原発「廃炉に10年」 東芝がロードマップを提出
産経新聞 4月8日(金)11時56分配信
 福島第1原子力発電所の原子炉を製造した東芝が米原子力企業3社と共同で、同原発1〜4号機の廃炉に向けたロードマップ(工程表)を東京電力経済産業省に提出したことが8日、分かった。今後5年をめどに原子炉圧力容器内の燃料棒や貯蔵プール内の使用済み燃料を撤去。10年後にはすべての機器や関連設備も撤去し、更地にする。
 こうした工程表は、日立製作所と米ゼネラル・エレクトリック(GE)のグループも提出する見通しだ。
 東芝の工程表は、米スリーマイル島原発事故の廃炉作業にあたった経験を持つ米ウエスチングハウス、同ショー・グループ、同バブコック・アンド・ウィルコックス(B&W)の3社と共同で作成した。福島の場合、事故発生から半年後には原子炉内が冷温状態で安定化すると想定。この間、ロボットを使って建屋内のがれきを撤去し、廃炉に向けた作業環境を整える。
 5年後には燃料棒や使用済み燃料を撤去し、別の容器に密閉して冷却保存。10年後には機器や建屋の撤去も終える考えだ。
 ただ現時点では、福島第1原発の原子炉内の状況が詳しく把握できておらず、工程表は「あくまでも技術的な提案」(東芝)。状況の推移を見極めながら、スケジュールを改訂する。
 一方、日立とGEのグループも「(原子炉)安定化後の長期的なプランを検討中」(日立の中西宏明社長)としており、近く工程表を提出する考えだ。