東電 見舞金を支払い開始

おはようございます。
　東京電力が福島第一原発の事故に関して、福島の避難勧告エリアや周辺市町村に見舞金という名目で慰謝料を一時金として払い始めました。全く小額過ぎて被災者にとっては話しにならないとは思いますが、イニシアチブ争いはやめて受け取れるものは全部受け取って被災民に早く渡してあげて欲しいです。　
　自民党の谷垣禎一総裁ですら、中曽根康弘氏のアドバイスで、ほぼ無条件の民主党協力に動き始めているくらいです。それくらい国難のレベルは高いのですから。なんだかんだいっても、被災している人に今一番必要なのはお金と暖かい居場所です。

＜東電＞福島の９市町村に見舞金　浪江町は２０００万円拒否
　東京電力は５日、福島市の会見で、避難指示が出ている福島県の９市町村に見舞金を支払ったことを明らかにした。東電は「避難生活が長引いており、当面役立てていただくためにお支払いした」と説明している。金額は公表しなかった。
　東電によると、見舞金を支払ったのは福島第１原発の２０キロ圏内、第２原発の１０キロ圏内にかかる▽南相馬市▽双葉町▽大熊町▽富岡町▽楢葉町▽広野町▽葛尾村▽川内村▽田村市の９市町村。見舞金は３月３１日以降、各自治体の口座に同額を振り込んだといい、東電の支払総額は１億８０００万円と見られる。
　避難指示地域にある浪江町によると、東電から見舞金２０００万円の支払いの申し出があったが受け取りを断ったという。同町の広報担当者は「町民への義援金分配が開始されていない段階で、町として東電から見舞金を受け取るわけにはいかない」と説明している。