小説・漫画好きの感想ブログ

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「さんかれあ」3巻 はっとりみつる著 感想

 本年72冊目の紹介本です。

 今日は休みだったのもあって、漫画の紹介を何本かする予定でした。その裏にはこれでいったいどれくらの不謹慎厨が攻撃メールを寄越してくるかというのも計ってみようかと思ったのですが、まぁ想定内で片手にも足りないほどなのでさらに追加。通常の日にはなかなかまとめ漫画の紹介でもという訳にもいかないのでドドっと。

 本作は、はっとりみつるさんのゾンビ系ラブコメ最新作「さんかれあ」の3巻です。
 ゾンビ好きが昴じて実家の寺の古文書らあたったりしてゾンビ作りの実験をしていた主人公が、ふとした偶然に知り合ったばかりの大富豪のお嬢様をゾンビ化してしまったところから始まるラブコメなんですが、、、あらすじから受けるようなスプラッターでグロな感じはまるでなく、本当にいまどき珍しいくらいのベタベタラブコメになっています。もともとが絵柄がかわいい作者さんですので、この調子でいけば人気も徐々に上昇するんじゃないかなという感じです。
 シリアス要素として、ゾンビ化した者はいろいろな実験でも身体の腐敗が数週間ではじまり、そうなると知性がなくなり愛情と食欲が混同されてしまうという弊害が出てくるという作品内設定がでてきたことで、一定の縛りが作品に出てきました。おそらく、その効果でえんえんだらだらと続くようなことはなく、いい感じの盛り上がりの中でゴールが迎えられるのでは・・・というのも期待要素です
 
 

さんかれあ(3) (少年マガジンコミックス)

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