小説・漫画好きの感想ブログ

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東京都知事選 東国原氏出馬表明確定か 

おはようございます。
 元宮崎知事の東国原氏が東京都知事選に出馬することがほぼ確定した模様です。一時は東国原氏は出馬しないという話になっていましたが、この東日本大震災の災害状況の推移を見て出馬を決めたようです。
 次の都知事は、関東の復興の中心を担っていくという大きな仕事があります。ただでさえ日本の首都の行政を担うという大役であり、精神的な意味でも支柱になることが求められます。また体力的にも今回はあらゆる面での激務が予想されることから、健康さも求められます。そういう意味で、誰を選ぶかというのは今まで以上に本当に大事な選挙になります。 
 今までの都知事選では、いつも石原慎太郎氏が圧倒的な強さを見せていましたが、今回はどうなるのか。全国が注目しています。

 前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)は22日記者会見し、東京都知事選(4月10日投開票)への出馬を正式に表明する。東国原氏はこれまで「あらゆる可能性を排除しない」などと述べ、態度を明らかにしてこなかったが、24日の告示直前になっての発表となる。

 都知事選には石原慎太郎氏(78)が4選を目指して出馬する他、▽共産党前参院議員の小池晃氏(50)▽居酒屋チェーン、ワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)▽発明家のドクター・中松氏(82)らが立候補を予定している。

 ただ、そのまんま東さん、石原都知事出方によって出るといったり出ないといったりというブレブレ感はあるのが懸念ではあります。

追記:東国原氏のマニュフェストが流れてきたので補記します。

 東国原氏のマニフェストには、11日に発生した東日本大震災を受け、大災害時の首都圏のあり方や、被災者支援が色濃く反映されている。
 ▼関東広域連合 災害対策に、自治体同士が緊密な連携を取る広域行政体の設立を目指す。「関東広域連合」と命名し、「首都圏を中心とした広域行政体作りを進め、地方分権で移譲される権限・財源・人間の受け皿を構築する」としている。
今回の震災では、関西など2府5県で構成される「関西広域連合」が被災者の避難所を設置。東国原氏も効果的な災害支援を重点事項としている。
 首都圏のさらなる活性化に向け、観光政策も具体的に盛り込んだ。

 ▼地下鉄24時間化とカジノ構想 都営地下鉄と「ゆりかもめ」(新橋〜臨海副都心)は曜日を限定しての24時間営業を社会実験として導入する。ゆりかもめが行き来する台場地区にはカジノなどを誘致する。首都圏のさらなる活性化に向け、観光政策も具体的に盛り込んだ。

 ▼首都高カウントダウンマラソン 年末年始などに首都高速を封鎖して行う。毎年2月には、東京マラソンが行われているが、今度は首都高を目玉にした新たなマラソン大会が加わることになる。公務が忙しい時でもジョギングを欠かさない東国原氏らしい公約も打ち出した。

 また、ホテルなどの宿泊者に課税する都独自の法定外目的税「ホテル税」も減税、廃止の方向で検討するとしている。
 さらに行政の透明化を図るため、都庁の改革にも着手する。知事給与20%カット、退職金半減を明記し、行政創造会議(仮称)として知事直属の3会議を設置。若手職員を登用し、都庁内で積極的な意見交換の場を設けるとしている。


 ◆東国原氏が発表するそのほかのマニフェスト 2020年の夏季五輪招致活動を行わず、広島市などほかの都市が立候補する場合は支援する側に回る。新銀行東京の再建と築地市場の移転問題は都議会の決定を踏まえ、早急に結論を出す。危機管理・防犯防災の体制見直し、民間活力を引き出す楽市・楽座政策を打ち出す。

 
 オリンピックは確かに広島でやっていただきたいし、場合によっては復興後の宮城などでやっていただくのもありかなと思う。復興の最初からそういう用地を空けて開発するというのは緊急避難所を確保しておくという意味でも有用そうだ。