小説・漫画好きの感想ブログ

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マスコミと自民党谷垣総裁は自重を

 福島第一原発3号機も水素爆発したようで、不安は募りますが、昨日の1号機と同じことだから信じて見守りたいと思います。
が、昨日来のマスコミ報道と自民党の谷垣禎一総裁の、枝野官房長官への批判には首をかしげる。谷垣氏は、枝野氏の説明や言葉遣いがわかりづらい、会見がわかりづらい、極めて不十分、放射性物質の拡散状況など最も知りたいことが何も説明されないと各種メディアで批判をしているのだ。これに、みんなの党社民党が同調して政府批判を展開して、予算案についても一転協力拒否の構えをしている。自民の谷垣氏は、枝野氏ではなく原発問題については専門的な知識をもった広報担当者にすべてを一元化すべきとしているが、なんだか感覚のずれを感じる。
ただ一つ言えることは、今は、民主党が優れているか自民党が優れているか、どちらが選挙に勝つかみたいな次元の話でこの状況の足の引っ張り合いをすることでは間違いなくない筈だということである。
地震前の民主党の失政ぶりは皆わかっている。が、今はだからといって批判して協力しないというのは、逆に自民党ら野党にとってマイナスでしかないだろう。国民はいま真剣に誰が何をしているか、どう動いているか見ている。国民はそんなに馬鹿じゃない。
今は政治家もマスコミも本来の存在意義を思いだし全力で被災者救済や日本の復興に全力を尽くして欲しい。


 追記:米海軍のヘリによる岩手県陸前高田市の救助活動が中止になったとか、その原因が放射能レベルがどうとかという話を自民がしているのも流れていいますが、こういう噂レベルのことを議員が取り上げてどうこういうのも問題かと思います。たとえ事実であれ公表タイミングやきちんとした形での報道を考えて動いてほしいです。