小説・漫画好きの感想ブログ

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「体によい食事 ダメな食事」 幕内秀夫著 感想 

 まだまだ事務所でデスクワーク中。今日も明日も仕事です。
 
 本年38冊目の紹介本です。
 ものすごく重要なことを書いているような気もするのですが、、、でも同時にものすごく偏りがあることを書いているような気もします。栄養学の先生で大家なのでしょうけれど、ご本人さんもいうように、この道においては全員が全員言うことが違いますからねぇ。。。。
 「肥満になるのは白いご飯を食べないからです」
 「健康な人は塩分を減らしてはいけません」
 「日本人の栄養失調が確実に増えている」
 「甘い麻薬 砂糖に気をつけよ」
 「牛乳で健康になるのは牛の子供だけと理解せよ」
 「カタカナ食は特別な日だけにしよう」
 「アメリカの小麦戦略 日本人の食生活を変えて輸出を増やす」
 「孤独な豚は太れない、さびしい女は太る」
 「健康にいい食品に「企業の利幅が大きい」食品が多い不思議」
 タイトルだけみていけばわかるとおりに、かなりの陰謀史観?も入っているような気もしますし、ひたすら粗食・ご飯と一汁一菜だけを食べていくことで健康になる、栄養素にこだわっていてはいけないという理論はかなり偏っている気がします。しかし、ところどころなるほどなと思う部分があるのも事実です。まぁ、全部を信用せずに、ヒントになることだけいいとこどりでやっていけばいくしかないかもしれません。