「聖☆おにいさん」6巻 中村光著 感想
「聖☆おにいさん」最新刊です。
クリスマスイブ発売というところが、作品内容とちょうどリンクしていて、なかなかいいタイミングでした。
内容は、いつものごとく、天界から下界にバカンスにきているブッダとイエスの二人の日常生活ギャグ漫画です。天界、仏界、地獄界の宗教的あるあるネタ小ネタを挟みながらすすむギャグ漫画ですが、あいかわらず上手いです。
川口界隈と、海にいくぐらいで大して世界が広がったりするわけではないんですが、それでもきちんと面白い話になっているし、宗教ネタもうまく笑えるようにアレンジしてあっていつもながら話作りとバランス感覚の良さに感心します。
この漫画に関しては、つっこんだり、残念なところを挙げるところが全くないので、ただお勧めするばかりです。同じ作者の「荒川 アンダー ザ ブリッジ」はかなり読み手を選びそうですが、こちらは無条件でお勧めです。
(ただし、宗教的にかなり厳しい方や原理主義者の方は除きます)
個人的な感想ですが、、、
今年は、ン十年ぶりに彼女と過ごさないクリスマスということで、イベント関連がなかった中、この漫画だけが唯一クリスマス的なものでした。ケーキもなかったし、ケンタッキーもなかったし、お酒も飲まなかったので(まぁ喘息でへたってたからあってもどれもパスしていたでしょうけれど)、、、まぁ、なんというか考えようによってはこの漫画がなかったら今年のクリスマスはクリスマスであることすら忘れてしまうところでした。
来年はまたちゃんと彼女作らないといけないですね。
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/24
- メディア: コミック
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