「友達100人できるかな」4巻 とよ田みのる著 感想
ある日、大挙して地球の上空にあらわれた宇宙船と異星人たち。
彼らは、人類の中からサンプルの人間を選び出すと、そのサンプルの人間を観察者とともに過去の世界に送り込み、そこで人類には「愛」があるかどうかを試し、その結果次第で人類を滅ぼすかどうかを決めることとした。
彼らによって選ばれたサンプルはそれぞれ小学生時代に戻され、友達を100人作れるかというテストを受けることになった。身体は子供だけれど、精神と記憶は三十代の彼らは悪戦苦闘しながら課題をクリアしようとするのであった。。
なんて書くと、ハードSFの世界なんですが、内容はいたってシンプルで子供時代のあれこれを描いたよくできたギャグよりのヒューマンドラマとなっています。昔学童の先生でもあった自分的には、「よつばと!」もそうですが、こうした子供が主役の話には無条件で食指が動きます。
勿論も内容が面白くもなければ4巻までも買わないわけで、そういう意味では文句なくこの漫画は面白いです。前の連載作品である「ラブロマ」もそうでしたが、独特のタッチとコメディのバランスがとても良くてお勧め漫画です。
今月刊行予定のギャグコメディでいえば、クリスマス発売の「聖☆おにいさん」の6巻と双璧といえるでしょう。文句なくお勧めです。
- 作者: とよ田みのる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/22
- メディア: コミック
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