小説・漫画好きの感想ブログ

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「ソウルイーター 17巻」 大久保篤著 

 これは入院中に読んだもの。
 アニメがすごく面白かった作品で、ときどき漫画も続きを読んでいます。
 この作品、設定はすごく斬新だし、面白いんだけれど、漫画で展開するのにとても苦しんでいるように感じられます。
 人間が武器化する、狂気というものが伝染する、人間の魂を食べることで力が強くなる。そういうちょっとひねりの効いた特殊設定もあれば、戦う場所が精神の中のインナースペースだったり、異次元だったりとイマジネーション豊かな作品です。ただ、それだけに余計に、全体的に白いタッチのこの人の絵柄的には、逆にどうしてもしんどいところが見えてしまいます。
 キャラがすごくたっている漫画だし、ちょっとずつちょっとずつネタが小出しにされていく感じも嫌いではないのですが、アニメにしたほうが断然面白いという珍しいパターンの漫画です。
 あらすじ的にいえば、今作では、主人公のマカやソウル、ブラックスターたちが本の中の世界に入りこみ、男女が入れ替わってしまうところと、黒血のクロナというキャラクターが掟破りの強化をしながらも、それでもその上をいくブラックスターに戦闘でおされるところが読みどころでしょうか。ただ、やっぱり話は戻りますが、どちらもカラーもしくはアニメで見たいですねぇ。
 この漫画のキャラクター達の動きや技、雰囲気は白黒だけの世界ではどうしても勿体無いです。
 
 、、、漫画の紹介は本当に短くてごめんなさい。

ソウルイーター 17 (ガンガンコミックス)

ソウルイーター 17 (ガンガンコミックス)