小説・漫画好きの感想ブログ

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「進撃の巨人」2巻  諫山創著 感想

 前回にご紹介した「進撃の巨人」の続刊です。
 ひさびさの衝撃作で、あまりに救いのない、えぐい展開の漫画ですと前回お伝えしましたが、今回もまたとんでもなく予想外の展開となっています。
 突如現れた、文字通りの巨人達の侵攻によって、人類はどんどんと生活圏を狭められています。巨人の侵攻に耐えるために、高い高い城壁を築いていますが、その城壁が次々に破られ、人間は食料として食べられます。それも、生きたまま頭から貪り食われていきます。それを防ぐために、防衛隊がいるのですが、首筋の後ろを瞬間的に切り取られない限り、瞬時に再生する能力さえ備えた巨人に人類はなす術すらありません。
 前巻のラストでは主人公がまさに食料として食い殺されてしまうという衝撃のラストがありましたが、今回ではその巨人の中での戦いが始まる(としかここでは書けない)という予想外の展開。まさにひさびさに凄い漫画が出てきたなと思います。この衝撃は凄いです。

 ちなみに、この漫画に触発されたのか「GANTZ」での宇宙人の地球侵略と、捕まえた地球人を食用に血抜きしていく専用工場や人間の身体を具材に使ってのパスタの描写シーンもなかなか凄かったです。奇しくもどちらも巨人、食人です。ガンツは今年の末だかに嵐の二宮和也松山ケンイチのW主演で映画化されるそうですが、さすがにあのシーンは映像にできないだろうなぁ。。。

進撃の巨人(2) (講談社コミックス)

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