小説・漫画好きの感想ブログ

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坂本龍馬 「いろは丸」実はポルトガルから購入

 福山雅治の「龍馬伝」あいかわらず絶好調のご様子。
 龍馬伝+感想でぐぐってみると大量にヒットします。
 そういう中だからか、いろいろと学術的な話のほうも新情報などが出て来て盛り上がっていますね。寺田屋の本当の場所がわかったというような話があったかと思えば、今度は「いろは丸」の本当の購入先は違ったというような話が証明されたようです。
 通説というのは、覆るときがままあるものなんですねぇ。。

龍馬:「いろは丸」ポルトガルから 通説覆す
 坂本龍馬海援隊が、大洲藩から借りて使っていた蒸気船「いろは丸」は、通説と異なり大洲藩がポルトガル人から買い入れていたことが、ポルトガル語の購入契約書の解読で分かった。愛媛県大洲市が23日、発表した。オランダ人から購入したとされていたが、龍馬乗船中に紀州藩船と衝突して沈み、初の海難審判につながった船の出自が明らかになった。
 契約書は個人所有で、市から依頼を受けた東京大学史料編纂(へんさん)所が解読。1866(慶応2)年9月22日付で、商人兼ポルトガル領事のロウレイロが長崎で4万メキシコ・パタカ(1万両相当)で大洲藩に売却し、「いろは丸」と称する、などと記されて、藩主代理の国島六左衛門がサイン。契約後に記された藩主・加藤泰秋の署名もあった。
 いろは丸は翌年4月23日、広島県・鞆の浦沖で衝突し沈没。賠償交渉は、龍馬が万国公法(国際法)に基づいて紀州藩から賠償を勝ち取った、国内初の海難審判とされる。