惑星探査機「はやぶさ」帰還

　世間的に今科学的な話題といえば、昨日、山崎直子さんの乗ったスペースシャトルのディスカバリーが宇宙にとびたったことだと思うのですが、僕の中では惑星探査機のはやぶさがようやくと地球まで帰ってきたことの方がビッグニュースでした。
　小惑星「イトカワ」まで、太陽系誕生時の砂を採取しにいった「はやぶさ」。ご存知の方も多いでしょうが、たくさんのトラブルにあいながら、普通はあり得ないような事件に次々にまきこまれながら、その度に奇跡的に回復し日本を目指し帰ってきた「はやぶさ」がいよいよ地球圏にまで帰って来たのです。
　あわれ、回収モジュールを落下させたあとは、本体そのものは大気圏で燃え尽きてしまうそうですが、本当に長い後悔お疲れさまでした。あとは、太陽系誕生時の砂がきちんと採取されているか、それがどんな組成なのかわかるのか、それだけが心配ですが、まずはお役目ご苦労様でした。